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過払い請求に対する相手の主張13
岐阜の司法書士の土田です。 前回の続きです。悪意の否定に関しては、業者によっては裁判でおびただしい量の準備書面を送ってくることがあります。そこには、自分たちに有利な過去の判例がたくさん列挙されており、時間稼ぎをしようとす […]
2012.05.15
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過払い請求に対する相手の主張12
岐阜の司法書士の土田です。 前回の続きです。取引の分断を除けば、過払い請求全般において、相手方が主張してくる主だった主張は、ほぼこの悪意の否定のみと言えます。逆に言えば、これ以外に反論できる事項がないとも言えます。しかし […]
2012.05.14
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過払い請求に対する相手の主張11
岐阜の司法書士の土田です。 前回の続きです。悪意とは、不当利得者つまりサラ金などの業者が、利息制限法の利率を超える利息を受け取るのが違法であると知っていることを言います。昔の判例の中には、業者がそのような利息を受け取るこ […]
2012.05.13
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過払い請求に対する相手の主張10
岐阜の司法書士の土田です。 前回の続きです。相手方の主張として、取引の分断の他に最も多くしてくるものは、悪意の否定による過払い利息の支払い拒否です。通常、過払い状態になると、年5%の割合による利息が日々発生し、例えば時効 […]
2012.05.12
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過払い請求に対する相手の主張9
岐阜の司法書士の土田です。 前回の続きです。過払い請求の場合は訴訟で一連計算をとりあえず主張することが出来ますが、たとえば引き直し計算の結果、債務残高が残って任意整理となった場合でも、一連計算すべきか分断計算すべきかによ […]
2012.05.11
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過払い請求に対する相手の主張8
岐阜の司法書士の土田です。 前回の続きです。この点、交渉のみによって過払い金を請求する場合、相手方は取引の分断を主張し、譲歩することは考えにくいので、訴訟によって裁判官の判断に委ねるのが一番です。明らかに分断計算しか認め […]
2012.05.10
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過払い請求に対する相手の主張7
岐阜の司法書士の土田です。 前回の続きです。では、取引を一連のものとして計算するべきか、分断したものとして計算するべきかの判断基準が問題となりますが、これについては一概に判断するのは難しく、いったん完済してから取引を再開 […]
2012.05.09
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過払い請求に対する相手の主張6
岐阜の司法書士の土田です。 前回の続きです。また、前の取引と後の取引が継続しているものとして一連計算するのと、分断されたとして別々に計算するのとでは、最終的に請求できる過払い金の額も大幅に違ってくることもあります。したが […]
2012.05.08
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過払い請求に対する相手の主張5
岐阜の司法書士の土田です。 前回の続きです。例えば、いったん完済してしばらく経った後に借入を再開した場合、前の取引が後の取引と無関係だとすると、前の取引分について発生した過払い金は時効で消滅するという事例が考えられます。 […]
2012.05.07
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過払い請求に対する相手の主張4
岐阜の司法書士の土田です。 前回の続きです。第三に、相手方の主張として、取引の分断が挙げられます。これは、いったんは債務者が完済して取引が終了した後、しばらく経ってから借入を再開した場合に、前の取引と後の取引を別々の取引 […]
2012.05.06