-
過払い金の利息も請求できるか
過払い利息とは、過払い元金に対して日々発生する利息のことで、元金はもちろん、この利息も請求できます。 消費者金融(サラ金)や信販会社(クレジット会社)と取引をすると、こちらの債務がなくなって過払い状態になった時点で、 […]
2013.05.02
-
かつて債務整理をしたことがある場合の過払い請求
例えば、かつて任意整理を行い示談契約をして、返済を続けたものの、すべての取引を引き直し計算すると実際には過払い状態になっていた場合など、債務整理しても過払い請求できるか、という問題があります。 この場合、結論から言い […]
2013.05.01
-
債務整理における債権調査4
こちらの続きです。 貸金業法の要請する保存義務に反した結果を借主の不利に反映させるのは、保存義務を定めた趣旨に反しますが、原則として、借主側の記憶による取引経過の主張が認められるべきです。 この点について、下級審判例 […]
2013.04.30
-
債務整理における債権調査3
こちらの続きです。 貸金業法19条は、取引経過を記載した帳簿の保存義務を規定しており、保存期間は、貸付契約の最終返済日から10年とされています。この期間は、平成18年改正により変更されたもので、それまでは3年間とされて […]
2013.04.29
-
債務整理の受任通知2
こちらの続きです。 銀行や信用組合が債権者の場合、その銀行などに預金があると、預金債権と借金が対当額で相殺されてしまいます。受任通知後、給料などが入金された場合も同じです。 したがって、このような相殺を防ぐためには、 […]
2013.04.26
-
債務整理の受任通知1
以前、債務整理の受任通知についていくつか述べましたが、ここではもう少し詳細に述べたいと思います。 債務整理の委任を受けた場合、最初に債権者に宛て、受任通知書を送付することになります。 この受任通知が弁護士や司法書士 […]
2013.04.25
-
債務整理の方針決定3
こちらの続きです。 したがって、債務総額が100万円以下の場合、任意整理でも個人再生でも全額を分割払いする必要があるので、原則として、手続の簡単な任意整理を選択することになります。より厳密には、個人再生委員の報酬や司法 […]
2013.04.24
-
債務整理の方針決定2
こちらの続きです。 同じ分割支払の場合でも、任意整理は、法的手続きを経る必要がないので、債務整理の方法としては簡易ではありますが、全債権者の同意を要するというデメリットがあります。 他方、個人再生は、法的手続きを要す […]
2013.04.23
-
時効期間経過後に請求があった場合の弁済2
こちらの続きです。 1.平成25年6月25日東京簡易裁判所判決 時効期間経過後に弁済をした場合でも、時効援用権を喪失せず、時効援用を認めた事案です。「被告が専門家に相談するまで待ってほしいと依頼したのに対して、原告はそ […]
2013.04.21
-
借金相談から債務整理受任まで3
こちらの続きです。 相談において、負債状況、資産状況、債務負担の経緯を把握したら、債務整理方針を説明することになります。必ずしも、初回相談で方針を確定させる必要はなく、委任するかどうかが重要です。 その際、司法書士報 […]
2013.04.19