債務整理は通常、司法書士等の専門家が債務整理の依頼を受けて行いますが、債務者が自分で債権者と債務整理の交渉をすることができないわけではありません。

　 しかし、専門家から債務整理の受任通知が送付されてはじめて支払催促がストップするので、自分で債務整理をすると、債務整理の方針が決まり、和解の成立や破産等の申立をするまでの間、債権者から支払の催促が続きます。

　 また、専門家を通さず債務者自らが債務整理の交渉をしようとしても、債権者によっては、そうすることを認めない業者もあります。仮に認めたとしても、非常に強い態度で支払を要求してくるので、交渉が上手くいかない可能性が大きいです。

 　したがって、多少費用がかかっても、債務整理を専門家に依頼することをお勧めします。

土田司法書士事務所